1.歯科矯正医は最強の医療職か?
こんにちは、デントゼミ編集部です。
「歯科矯正って儲かるんでしょ?」
「矯正の先生っていつも時間に余裕がありそう…」
SNSやネットでよく見るこの話題、果たして真実なのでしょうか?
今回は「歯科矯正医=医療職最強説」の真偽を、収入・働き方・将来性の3つの視点から検証します。
—◆ 収入面:年収3000万円以上も
確かに“最上位クラス”歯科矯正医は、特に都市部・自由診療中心のクリニックに勤務または開業している場合、
年収2000万〜3000万円超も珍しくありません。
なぜ高収入なのか?
保険外(自由診療)が中心 → 高単価で経営安定在庫や材料費が少ない → 利益率が高い長期契約型の治療 → 月額制で継続収入が見込める特にインビザラインなどのデジタル矯正導入後は、労力が減り収益は上がるという構図ができています。
—◆ 労働時間:意外と“余裕あり
”医科や外科系と違って、矯正歯科には以下の特徴があります。
緊急対応が少ない(痛み・急変の患者がほとんどいない)
診療時間が固定されている(夜間・休日勤務なし)
処置が定型化されている(ルーティン化しやすい)
これにより、週休2日+残業なしの勤務スタイルも可能です。
開業医であれば週3日診療・年収2000万という働き方も現実的です。
—◆ キャリアの安定性と課題
矯正歯科は一見、夢のある領域に思えますが、もちろん注意点もあります。
開業コストが高い(CT、口腔内スキャナーなどの設備)
患者獲得にSNS・マーケティングが必須
競争が激化(特に都市部は矯正専門クリニックが乱立)
とはいえ、保険診療に縛られず、自分の裁量で診療できる自由度は、他の診療科にはない大きな魅力です。
医療職の中で“最強説”は本当か?
結論として
収入:◎
時間の自由度:◎
将来性:〇(競争あり)
つまり、「最強」か、どうかはどんな働き方を目指すかによります。
—◆ デントゼミからのメッセージ
矯正歯科を目指すなら、国家試験での基礎力+卒後の専門研修が必須です。
デントゼミでは、矯正を含む国家試験頻出分野(歯の移動、生理的動揺、装置の力学など)を徹底対策しています。
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そんな夢を持つ歯学部生を、デントゼミは全力で応援します!