1.歯学部界隈には進級予備校と国家試験予備校がある
歯学部に在学していると、「進級できるか不安」「歯科医師国家試験に受かるか心配」という声は尽きません。
そんな中、頼れる存在となるのが歯学部進級予備校と歯科医師国家試験予備校です。
しかしこの2つ、似ているようで目的もアプローチも本質的に違うことをご存知でしょうか?
この記事では両者の違いを徹底解説し、最短・最速で歯科医師になるための戦略をお届けします。
2.歯学部進級予備校とは?
歯学部進級予備校は、歯学部在学中の進級・卒業を確実に、無駄なくクリアするための予備校です。
留年回避だけが目的ではありません。
むしろ、成績不安をゼロにして、キャリア形成(インターン・留学準備)アルバイトや部活、学外活動を充実させ、歯学生としての学びを最大化することに
力を注げる環境をつくるための場です。
多くの歯学部生の進級の後押しをしてきた経験がありますので、歯学部各大学の事情も十分に分かっています。
また、留年した後に入学する歯学部生も多く、「歯学部で留年する学生の特徴」と「それを乗り越える方法」もよく分かっています。
無駄な回り道をせず、最短ルートで進級・卒業し、国家試験合格まで一直線。
これが歯学部進級予備校の最大の価値です。
歯学部での順調な進級の後押しをするのがメインの、歯学部生のための予備校になりますが当然、卒業と同時の歯科医師国家試験合格も視野に入れた
指導を行います。
対象となるのは原則、歯学部1年生から6年生までになりますが万一、歯科医師国家試験が上手く行かなければ、
引き続き歯科医師国家試験対策を行うことも可能です。
3.歯科医師国家試験予備校とは?
一方、歯科医師国家試験予備校は、卒業後あるいは卒業直前の学生が歯科医師国家試験直前対策を行う場所です。
過去問演習、模試、答練などを短期集中で詰め込み、国家試験合格を目指します。
「60日で歯科医師国家試験に合格」としている予備校もあるくらいです。
しかし、ここで忘れてはいけないのは、受験勉強は「総学習時間」に比例するという揺るがない事実です。
歯科医師国家試験対策を直前期だけで詰め込もうとするのは、あくまで付け焼き刃にすぎません。
基礎学力の蓄積が不十分なままでは、どれだけ歯科医師国家試験予備校に通っても本質的な実力は身につかないのです。
歯科医師国家試験は歯学部6年間の学びの集大成です。
6年間の学びを短期でこなすのは簡単ではありません。
やはり、1年生からの着実な知識の積み上げこそが大切で、6年生になって慌てないように各学年の学びを着実に自分のものにして行くことが欠かせません。
歯科医師国家試験予備校でも、歯学部の進級対策をやっていることにはなっていますが、あくまで「オマケ」で、歯学部進級支援の経験は少なく大学ごとの事情も十分には分かっていないでしょう。
対象は原則、歯学部6年生と卒業生になります。
4.歯学部進級予備校と歯科医師国家試験予備校の違いまとめ
これまで見てきたように、歯学部進級予備校は「未来のための本質的な学力を育てる場所」、歯科医師国家試験予備校は「歯科医師国家試験に向けて一時的に得点力を高める場所」です。
同じ歯学部生のための予備校ではありますが、両者の立ち位置には大きな違いがあります。歯学部生の皆さんは、自分の状況に合わせて「予備校」を選ぶといいでしょう。
また、予備校を考える時に「集団」か「個別」かも考えて下さい。
「集団授業の方がやりやすい」人もいるでしょうし、「個別指導の方が必要な事に絞って無駄なく出来て質問もしやすい」、と感じる人もいるでしょう。
自分に合った授業スタイルを考えて下さい。
また、歯学部予備校には「通学する予備校」と「オンライン予備校」の2つがあります。
これも「通学した方がやる気がでる」という人もいるでしょうし、「そもそも通えない」、「通学時間が無駄なので自宅でのオンライン受講をしたい」という人もいるでしょう。
歯学部予備校を考える際には、これら様々な要因を検討するといいでしょう。
歯学部生の皆さん、勝負はすでに始まっています。
順調に歯学部を卒業し、歯科医師免許を取得し、歯科医師として成功したいなら、勝負は歯科医師国家試験直前ではなく、歯学部在学中からすでに始まっています。
「成績不安を抱えながら無駄な時間を過ごすのか」、「余裕をもって歯学部での学生生活を楽しみながら、未来への実力を積み上げるのか」、どちらを選ぶかで、5年後、10年後のキャリアは大きく変わります。
進級は、ただの通過点ではありません。確実に未来を切り拓くための第一歩です。
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