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歯学部留年、こんな人は要注意!!こうすれば進級は大丈夫

2024.08.13

 
1.歯学部の留年率は非常に高い

歯学部の留年率は国立大学歯学部であっても非常に高くなっています。文部科学省の統計によれば、最低修業年限(6年)での歯科医師国家試験合格率は国立大学歯学部全体で70.9%です。
厳しい受験勉強を乗り越えてきた国立大学歯学部の学生でも、6年間一度も留年することなく歯科医師国家試験も1回で合格する学生は7割で、3割の国立大学歯学部生は一度ないし複数回の留年または国試浪人を経験しています。

私立大学歯学部全体では、6年間一度も留年することなく歯科医師国家試験も一発で合格した学生は45.0%で、私立大学歯学部の学生の半数以上が留年または国試浪人を経験しています。私立大学歯学部の学生にとっては、「留年は当たり前」といって状況です。
大学別に見ると、私立歯学部で6年間一度も留年することなく歯科医師国家試験も1回で合格した学生の割合が30%台の歯学部が8つあります。私立大学歯学部は17ありますが、その半数の8つの私立歯学部では7割の学生が留年または国試浪人をしています。

 
2.歯学部で留年する人の特徴

歯学部で留年する学生は、留年を繰り返す傾向にあり、中には放校となってしまう学生もいます。
では、歯学部で留年する学生の特徴とはどのようなものでしょうか?

自分が当てはまると思う方は、十分に注意して下さい。
そんな方は、デントゼミのような歯学部進級のための個別指導予備校に、早めに相談するのもいいと思います。

 
①試験はギリギリで通ればいいと考えている

歯学部で留年する学生の特徴として第一に「日頃から出席も怪しい」があります。
歯学部に入学したものの、「どこか勉強に力が入らない」学生は少なくありません。
「コスパ」、「タイパ」重視の世代ですから、「最低の努力で最大の効果」を考えているようです。
授業の出席は計算して、「ギリギリでいい」と考えているようです。

こういった歯学部生は「試験もギリギリで通ればいい」と考えているようで、「普段は勉強しなくても、試験前に頑張ればなんとかなる」と考えています。歯学部入試も、それほど努力しないで歯学部に入学したのかもしれません。この経験が歯学部入学後、かえって進級の妨げになっていることが考えられます。

「試験もギリギリで通ればいい」、「試験前に頑張ればなんとかなる」、これは非常に危険な考えで、ちょっとしたことで上手く行かない恐れがありますし現在の歯学部で学ぶ内容は、「試験前だけ頑張ればなんとかなる」というような内容、量ではありません。

「歯学部の勉強をなめている」とも言えます。

そもそも、信頼される歯科医師として活躍するために歯学部に入学したのでしょうから、「試験はギリギリでいい」という考えは、「どうなのか?」と考えます。

 
②歯学部で成績のいい友人がいない

こういった歯学部生は、「歯学部で成績のいい友人がいない、または少ない」ということも言えます。「試験前だけ頑張ればなんとかなる」と考えている仲間といつも一緒にいることで、「それが当たり前」という感覚になってしまいます。

こういう友人ばかりだと、「勉強を教えあう」ということもなく、分からないことがそのままになってしまいがちです。これでは、「歯学部で留年するのも仕方ない」、とも思われます。

 
③歯学部での勉強方法が分かっていない

歯学部で留年する学生の中には「勉強方法が分かっていない」ために真面目に頑張っているのに留年してしまう学生もいます。真面目な学生ほど、メリハリなく全てキッチリやろうとします。授業で配られた資料は全部覚えようとします。デントゼミの講師がよく言っているのが「真面目なんだけど、歯学部の勉強の仕方が分かっていない」ということです。

歯学部では覚えるべきことが膨大にあります。全て覚えられればいいのですが、それはなかなか大変です。やはりメリハリ付けた勉強は欠かせません。ここが上手く出来ないと歯学部留年の危険が高まります。

 

④歯学部での勉強以上に頑張っていることがある

歯学部で留年する学生の特徴の一つとして「歯学部での勉強以上に頑張っていることがある」ということもあります。

歯学部生の中には、部活にすべてをささげているような学生もいます。オールデンタル(全日本歯科学生総合体育大会)が自分の目標になっていて、そこに向かって頑張るのはいいのですが、歯学部の勉強は後回しになってしまっている学生も少なくありません。これでは歯学部留年も仕方ないですね。部活だけでなく、アルバイトやバンド活動に力を注ぐ歯学部生も見受けられます。

 

3.歯学部で留年しないためには、どうすればいい?

歯学部で留年してしまう学生の特徴を挙げましたが、では歯学部で留年しないためには、どうしたらいいのでしょうか。
これまで挙げてきた「歯学部で留年する学生の特徴」の逆を行けばいいのです。


なにより、歯学部の学生として当り前の学生生活を送ることです。歯学部の学生ですから、歯科の勉強をするために歯学部に入学したはずです。そうであれば、まずは歯学部での学生生活を第一とすることです。

歯科医師国家試験の合格率は60%台で推移していて、非常に厳しい現実があります。
そこに向かって勉強を続けていることをもう一度、確認してください。歯学部を卒業することが目標ではありません。歯科医師免許を取得して歯科医師として活躍することが目標のはずです。
歯科医師国家試験は「歯学部卒業」が前提の国家試験ですから、歯科医師免許を取得するためには歯学部を卒業しなければなりません。

歯学部で留年を繰り返しているようでは、歯科医師免許取得は遠のくばかりです。

「部活やアルバイトなどに時間を使うな」とは言いませんが、歯学部での勉強時間が無くなるようなことは厳禁です。「試験前は頑張るから、普段は部活(アルバイト、バンド)に時間を使っても大丈夫」は、非常に危険です。歯学部で学ばなければならないことは膨大です。
日頃からの着実な積み重ねが無いと、こなすことは簡単ではありません。普段から、歯学部の勉強に費やす時間をきちんと確保してください。

成績のいい友人がいない場合も、「今の友人たちと縁を切れ」とは言いません。友人たちと一緒に勉強することを少しずつでも増やして行くように心がけてください。
友人たちも「歯科の勉強はしなくてもいい」とまでは考えていないでしょう。
「やらなければならないけど、出来れば先送りしたい」と考えているのでしょうから、「一緒に勉強しよう」と誘ってみてください。もし上手く行かないようであれば、自分一人でも勉強時間を確保するようにしてください。
デントゼミのような歯学部進級予備校の力を借りて個別指導を受けるのもいいでしょう。

「真面目に頑張っているのに、上手く行かない」場合は、「自分の勉強方法が正しいのか」、「他のやり方は無いのか」を誰かに相談してみてください。成績のいい同級生、部活の先輩など、頼りになりそうな人に相談してみるといいでしょう。こんな場合も歯学部進級の予備校に相談するのもいいと思います。
デントゼミでも、これまで多くの歯学部生の進級支援をしてきていますので、その人にあった歯学部の勉強法をアドバイス出来ると思います。


歯学部進級オンライン個別指導デントゼミは、こちら

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